空間表象論

2単位
<担当教員>
小高 直樹
<連絡先>
研究室:F554
電 話:078-803-7805
メール:odaka@kobe-u.ac.jp 
<授業の概要>
この講義のテーマは,3次元立体をいかに2次元である平面上に表現するかということである。授業では,人の錯視や視覚機能などに関する心理学的テーマに触れながら,立体を厳密に表現するための原理と方法について学ぶ。 
<授業計画>
第 1回::ガイダンス(授業の進め方、道具類、参考書等)
第 2回:正投象による立体表現1
第 3回:正投象による立体表現2
第 4回:副投象による立体表現(視点変換1)
第 5回:副投象による立体表現(視点変換2)
第 6回:直軸測投象による立体表現(原理、等測・二測・三測投象)
第 7回:斜軸測投象による立体表現(原理、キャバリエ・ミリタリ投象)
第 8回:錯視から学ぶ人の視覚機能1
第 9回:中心投象による立体表現1(透視投象の原理と特徴)
第10回:中心投象による立体表現2(消点・消線)
第11回:中心投象による立体表現3(透視軸測投象)
第12回:錯視から学ぶ人の視覚機能2
第13回:ステレオグラフ(立体視)
第14回:錯視と芸術
<テキスト>
適宜資料を配布する。 
<参考書>
授業中に適宜示す。
<授業の形式>
講義と演習を並行して行う。
 
<評価の方法>
原則として毎回レポートを課し、それにより評価する。 
<先行科目>
特になし。
<関連科目>
特になし。
<備考>
頭のなかで3次元と2次元を行き交うので、ある種の苦痛と困難を伴う。