サブカルチャー論
2単位
- <担当教員>
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増田 聡・瓜生吉則
- <連絡先>
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増田聡 masuda.satoshi@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/MASUDA/
瓜生吉則 CZM03541@nifty.com
http://yossy32.hp.infoseek.co.jp/
- <授業の概要>
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増田講師:サブカルチャー論の理論的な布置を簡単に整理した上でその事例として、アメリカの黒人音楽史を映像資料に基づいて概観していく。黒人社会の美的・政治的意識が、白人主流文化との摩擦、文化産業やメディア・テクノロジーの複雑な編制に媒介されつつ、多彩なかたちで表象されていく過程を論じる。授業の最後には、後半を担当する瓜生講師との対談を行い、サブカルチャー論の現在、それを捉える際の「かまえ」について考える。
瓜生講師:日本が世界に誇るサブカルチャー=マンガ。そう言われる所以は一体どこにあるのだろうか。本講義では「マンガは如何にサブカルチャーなのか?」という問いを軸に据え、表現形式/読者のありよう/産業構造など複数の視点からマンガを捉え返しつつ、同時に「サブカルチャーとしてマンガを語るとは如何なることか?」という問いへの回答も探っていく。
- <授業計画>
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・増田(7コマ)月3コマ、火3コマ、水1コマ(午前中)
・瓜生(7コマ)水2コマ、木3コマ、金2コマ
・最後の1コマ、対談を行ってまとめ
- <参考書>
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増田聡・谷口文和『音楽未来形』洋泉社。講義開始までに読んでおくことが望ましい。
中野晴行『マンガ産業論』筑摩書房。
夏目房之介『マンガ学への挑戦』NTT出版。
伊藤剛『テヅカ イズ デッド』NTT出版。
その他、講義の進行に合わせて適宜紹介する。
- <授業の形式>
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講義形式。適宜視聴覚資料を用いる。
- <評価の方法>
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事後レポートを課す。