運動心理学

2単位
＜担当教員＞
高見  和至
＜授業の概要＞
欧米での、運動やスポーツに関する心理学の名称は「Exercise and Sport Psychology」で、一般人の健康スポーツを対象とした運動心理学と競技スポーツを対象としたスポーツ心理学を区別している。また学校体育の問題を扱う体育心理学、身体動作の習得や表現をテーマにした運動学習など、その内容は多岐に渡っている。そこで本講義では狭義の運動心理学だけではなく、幅広く「身体活動と心理」について様々なテーマから解説する。単に運動やスポーツに関することだけでなく、人間を理解するうえで、本領域が持っている有効性や面白さを伝えていきたいと考えている。
＜授業計画＞
1.運動心理学の現状
2.身体活動・運動・スポーツ・体育
3.発育発達と心身相関
4.運動の動機づけ
5.運動学習のメカニズム
6.運動技能の分類と効果的指導
7.メンタルトレーニング
8.スポーツ経験とパーソナリティ
9.運動とメンタルヘルス
10.新しい研究対象としての自然体験活動
＜テキスト＞
使用しない（資料配付）。
＜参考書＞
授業時に紹介します。
＜授業の形式＞
講義
＜評価の方法＞
講義内レポート・学期末テスト
＜関連科目＞
身体運動科学論演習��
身体運動科学論演習��